~スリランカ式アーユルヴェーダの起源~
サンスクリット語のアーユ(生命)とベーダ(科学)という2つの言葉でできた「生命の科学」という意味をもつアーユルヴェーダは、今から5,000年以上前にインドで生まれた伝承医療である。このインドのアーユルヴェーダが紀元前3世紀に海を渡り、隣国のスリランカに伝えら、もともとスリランカで行われていた伝統医療と仏教思想と融合し進化したものが 「スリランカ式アーユルヴェーダ」とされている。
~スリランカ式アーユルヴェーダが目指すもの~
アーユルヴェーダでは、私たちの身体は「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つのドーシャ(=エネルギー)によって構成される。この3つのドーシャの量やバランスは、私たちが生まれた時から異なり、この「違い」が個々人のプラクリティ=体質や性質といわれるものである。アーユルヴェーダが目指す究極の目標は、3つのドーシャのバランスを生まれた時のオリジナルなバランスに戻し、その状態を維持することである。